ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.10.18

かぼちゃパンはじめます+クレタの羊ご飯

パンプキンクリームチーズブリオッシュはじめます+羊肉料理と羊ミルクご飯   ここ洗足の町はあまり商店がないのだけど、あるお店はパンプキンしています。 スーパーもそうですね、 はんたいに、渋谷や恵比寿にでると、あんまりパンプキンをみかけません。 そういうエリアにいかないからかも、ですが、わりとシックに、すでに冬まっ盛りファッションが展開されています。 ダウンや、ボア付きの上着や、セーターだね。売ってるのわ。   今年のハロウィーンは水曜日なのかな? ワルン・ロティも、かぼちゃアイテム、「パンプキンクリームチーズのブリオッシュ」をはじめますね。   さて、写真は、8月のクレタ島で。 羊農家のお父さんスピロさんと、息子のヨルゴスさん。 「ヨルゴス」という名前は英語でいうと「ジョージ」となるそうで、 ギリシャで1番人気の名前なんですって。女性は「マリア」が人気。 どちらも50万人づつくらいはいるそうで、 「マリアとジョージの名前で政党をつくったら、選挙で勝利だね」と言われるんだそう。   さて、羊さんたちは、パンを食べていましたよ。 でも、全ての羊さんがパンを食べるわけでもなく、やっぱり羊さんも好き嫌いがあるんですって。 ここ、クレタ島は、熊も狐もいないから、羊にとっておそわれる心配がなくて、やたらのんびり育つんだそう。   お料理をしてくれていたんです。そう。 大きな寸胴鍋に、羊の骨付きのカットのお肉がごろごろ・・。塩で煮込んでいてくれてたの。   だけど、サバクところはみていなわよ。みんな。 そこは見せなかったみたいで・・・・感謝。   とっても爽やかでやわらかい羊のお肉。塩加減が絶妙でした。 つけあわせが、このライス。羊のミルクでご飯を炊いただけ。寸胴鍋で、外でね。 「いまの季節のミルクは濃いから、お水をいれるけど、いれないのが普通かな・・」と、 材料は、米としぼりたてのミルクとお湯。   ミルクは目の前で搾ってくれたの。   ミルクっぽさが強くなくて、なんていうんだろう、素直にコンソメで炊いた塩あじといったピラフでした。 お皿にお〜〜盛りに盛ってくれるので、 ガイドのコリーナさん「あ〜、日本人はそんなに食べないから。ちょっとでいいのよ〜〜」と。 少なくしてもらって。 ごめんなさい。   このお料理のもともとは、「ラ・モ・ピラフォ」というお料理。 ピラフってギリシャ語だったんですね。 このラ・モ・ピラフォは、結婚式の伝統的なお料理でもあるんですって。 「ラ・モ」は、「一緒に・・・」っていうイミシンな言葉なんだそうで。 基本は、羊のお肉を大きくカットして、水で煮だして、その茹で汁に米を入れてつくったピラフなんですって。   荒削りな羊しかいない山のなかで、 プロパンコンロと、簡易テーブルと、お手製のワインと(あ、これおいしかった。と〜っても)・・。 ときおり、羊の声と・・。   温かくワイルドなおもてなし。クレタ島っておもしろい!