ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.11.12

迷いごと、迷いごと

    明日はスペインワインのワインレッスン。
ガリシア地方で超有名なワイン作りのおじさん、ラウル・ペレスさんの特集になっちゃいました。

今年6月に訪ねたスペインとポルトガルの国境の北のあたり、モンテレイの地方のワインです。
電車にのって国境をたどりつつ海の街ヴィーゴにむかったのですが、
途中ポルトガルになったり、スペインにもどったり。
山をのぼっては深い霧がでて・・、とってもロマンチックな田舎です。

で、レジメをつくりながら、ポルトガルに思いをはせていたら、
「ようこそポルトガル食堂へ」の著者、馬田草織さんのFBが飛び込んできて・・。
なんと彼女はポルトガルの南とマデイラ島へ取材旅行中。
素敵なマデイラの素顔を伝えてくれています。 新しい本を作るのかな?「ようこそポルトガル食堂へ」の続きの本かしら。楽しみ。   旅はひととのふれ合いが1番・・と書いてあって、いろんな人との写真をアップしていらして、 確かにね・・・。
馬田さんは語学はスペシャル級ですが、
ひととの出会いと感謝は語学を越えるって思います。 ワルンロティのツアーも、現地の言葉の「こんにちわ」「ありがとう」この二言を覚えていただいて、 それだけで、すべてを越えていろんな人と気持ちが通じ合って、こころがあたたかくなって。(写真)
楽しい旅です。

こんかいのスペインのワインレッスンは10名以上もキャンセルがあって・・ああ・・と
おもっていたら、すこし増えて・・ああ・・とおもっていたら、またキャンセルがあって・・と、変動しています。
  同時に、フランスツアーもいま現地とあれこれ交渉中です。 なんでも、南仏の小さな山の中の村で、石窯と天然酵母でパンを焼く日本人の女性がいるとの情報もあって・・。 御主人がフランス人で、ちかくの過疎となっていく村々のなかに一軒だけあるパン屋なのだそうです。 フランスではある程度のエリアに一軒づつはパン屋があるよう法律で決められているそう。 それで御主人とともに日本人の女性がふたりでご近所のためにパンをやいているのだとか。 サヴァイヨン村という村は、アヴィニヨンから車で1時間半。 他の企画をあきらめてここに行くこともできるが・・。

南フランスの宝物、シャトー・ヌフのワインの見学とか、アヴィニヨンの市場とか、ゴッホゆかりの修道院とか、
けずることになるかなあ・・もしその山村のパン屋にゆくとしたら・・。

ああ
どうだろう・・・・。こういう迷いごと・・むずかしくて。頭がぐるぐる・・。

まあ、明日はワインを楽しみましょう・・、ラウル・ペレスのワイン(神の雫にでてた)もだします。
これだけ飲んでおけば、ガリシアのワインを語れます!きっとね。