ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.10.04

ありがとうお魚屋さん+クレタ島のチーズ工房

今週に、いつもお魚を買ってた隣の西小山の魚屋さんがお店を閉めてしまうので、 このところ我が家は毎日、魚を食べていましたよ。   最後にもうこれないからと、魚屋の奥さんのオトシをお伺いしたら、「70だよ〜、ダンナは75」と。 う〜ん、すばらしい、70才まで一日中立ちっぱなしでお店をできるとわ・・。 あっぱれです。 「じゃあ、もうコレからは遊んで暮らしてくださいませ〜」と、感謝のひと言と一緒に。 「商売はね、波があるから・・」と、おばさん。   個人商店がどんどんなくなってしまう時代で、ほんとうに個人商店の難しさを感じます。 そんなとき、ふっとお魚を買いにいくと、おばさんがいつも元気一杯で商売していて、 なんだか、励まされたものです。 残念だな・・・・とうてい70才まではパン屋はできそうもないけれど、できるまでがんばります。     写真は、8月29日。 ギリシャ・クレタ島、アシキスの盆地にある、ちいさなチーズ工房。 「 Tsitsiridis  」 チチリジス 出迎えてくれたのは、スティラティスさん(右)18才   ネットで探したときは、おとうさん、マヌソさんの写真だったのだけど、 息子さんが継いでいたのですね。 このチーズ工房は、お父さんのマヌソさんが、イノベーションしてつくったそう。   ご近所の羊飼いがミルクを持って来て、ここで朝5時に温めることから仕事がはじまる。 白いすぐに食べられるこの地方だけのチーズと、黄色い、少し置いておけるセミハードと、2種類つくっていました。   ゆっくりとお話ししてくれるスティラティスさん はじめての工房の案内の仕事をしてくれていました。 途中で「はずかしい・・」と。   「ギリシャ人はホメロスの時代からチーズをよく食べます。ヨーグルトも。夕食にもヨーグルトを食べます。 ギリシャには地方それぞれに、たくさんの種類のチーズがあります・・」 あまりのイケメン度に、 みんな、買うわ、買うわ・・チーズを買う人の行列、一緒に写真を撮る人の行列。。 熟成庫も、作業場も、みんなみせていただいて、   ほんとうは重さによってチーズの値段も違う。。っていってたのに、 すっかり同じ値段でいい・・ってことに。 さて、買ったチーズはいったいホールで何㎏あったのでしょう。。。 2㎏はかる〜くはあるよね・・なんて、アバウト。   今度の火曜のワインレッスンで、ご試食してみてくださいね〜。       ___