ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.07.25

ちょっと涼しくて助かりますね〜。タコのお話の続きです

久しぶりの雨・・でも、夜中涼しい時に洗濯ものを干して・・朝取り込む習慣ができていたのに・・
ざあざあの雨で、再度、洗濯しなおし・・。
涼しいので少し頭がまわっています。ワルンロティもこの時期は経理と格闘。決算書の提出がせまっています・・ああ・・。
いやおうなしに厳しい現実をつきつけられて・・。
ま、仕方がありません。

ので、ここは、また楽しかった旅の話に現実逃避を。そうタコを食べにいったお話でした。

  カルバリーニョで、1番タコ料理、「ポルボ・ア・フェイラ」がおいしいお店と言われるのが、 蛸専門店「フンチュラ」   ほんとうに、みんな蛸のお皿を頼んでる。大きなお店。 だけど、蛸だけでなくて、蛸の茹でたあとのお湯で、茹でる「ゆで豚」のすごい固まりも食べてる。 まあ〜、みんな良く食べる。   ポルボ・ア・フェイラは、このカルバリーニョ村が1番と言われるのは、 海から遠いけれど、昔、この村から山のものを行商に海まで出たときに、お金でなくて「蛸」を貰って 帰ってくる人ばかりで、村では蛸が山のようになって、料理法を村長さんが考えて・・というお話しは 昨年のワルン・ロティツアーで、料理人のマニュエルさんが教えてくれたこと。   マニュエルさんに今年も会えるとおもったのに、連絡いれてもぜんぜんお返事をくれないので、 「あ〜、ムシされたわ・・じゃあ・・」と、好き勝手のルートで旅することになった今回。 だけど、ちゃんとタコの専門店でタコたべたりしてる、から、よかったんです。これで。   で、さっきお昼を食べたのに、結局「タコには赤ワイン」ということで赤ワインも飲んでるみんな。   そう、タコには白を合わせたくなる日本人だけど、地元では「ポルボ・ア・フェイラ」には、「赤」ワインが定番。 茹でたタコに、甘いパプリカと辛いパプリカと粗塩とオリーブオイルを掛けるだけの料理。 でも、タコの旨味とパプリカの香辛料がとても効いてるから、白ワインだと、パンチが足りないかも。 するするはいっちゃダメなのね。   タコは丸い木のまな板に載っけてでてくる。これも定番。 まな板をタコを茹でてるお湯でさっとタコの味をしみ込ませて、タコが冷めないように、タコの味が薄まらないように、 との配慮らしいけれど、 タコを食べたあと、お皿にオリーブオイルとタコの煮汁と、塩とパプリカがうっすら残っていて・・ これがもう、たまらない。   パンはオシャレ?に、紙袋にどさっと大きくカットしたままテーブルに載せてくれるのだけど、 タコの皿の残り汁をパンすわせて食べると・・・ああ、パンがもう、止まらない。 オオワダはひたすら、パンを食べまくってる・・。 その隣で、みんなは、じゃがいもを食べてる。 タコの茹で汁でゆでたジャガイモはまたこれが最高なのだ。 「このイモと、こっちの皿のイモは違うね、こっちのほうがおいしいね・・。あ、でもなんだか色が黒ずんでるね・・・お肉の皿のイモは・・」 なんて日本語で話をしているのに、   「取り換えますね・・」と、お店の人も気づいたらしく、お芋の皿をあたらしいのに取り換えてくれて、 また新しいジャガイモの皿が・・ど〜んと。   なんといってもパンはセア村のパンだし・・・。パンもイモも、タコも・・。   と、またお腹が一杯になって・・。
(写真のタコの向こうが、紙袋入りの パン です。セアのパン。こうしてサービスされるの。持ち込んだわけじゃないのよ。
そう、お水のペットボトルは、ガリシアでは持ち込んでも怒られない・・んですって)