カリーマさんとサンチャゴの市場歩きを

6月の暑さは尋常でなかったサンチャゴ・デ・コンポステーラ。 まずは、市場を地元のガイドさんに案内してもらうことにしましたよ。 市場は去年も行ったけど、ちゃんと地元名物を教えてもらいたいな・・と 日本から英語のガイドさんを2時間ほどお願いしました。 アラメダ公園はみんなの待ち合わせ場所。 その大聖堂に近い側に、「二人の老女の像があるからそこで待ち合わせね・・」 ということだったのですが、まあ、だいたい世界遺産の銅像って、ブロンズとかを期待しますよね、 ところがカラフルなお人形。 現れたカリーマさんが、説明してくれました。 昔からこの公園をずっと二人で散歩していた二人の女性で、いつもカラフルな姿をしていたの。 毎日毎日散歩して、みんなにやさしくしていたので、みんなが敬意をもって記念の像をつくったの。 だそうです。カリーマさんは、イギリスで知り合ったガリシアの人と結婚して サンチャゴでガイドをしてる細くて元気な英語のきれいな女性。 サンチャゴの市場は、大聖堂から歩いてすぐ 、古く見えるけれど1940年にできたばかりだそう。 あちこちで販売していた名産品を集中して販売できるシステムにしたのだとか。 パン、チーズ、魚、ハム・・視点が違うと去年の夏とまた違った市場にみえました。 ガリシアは水が豊かで、保存食をつくる必要があまりなかったのか、 チーズはほとんどがソフトなタイプなのだそう。 ブルーチーズも1種類しかつくられていない、という、そのブルーチーズがクリーミーで 食べやすくて、ひとつ買いましたよ。 そして、蛸。 市場に併設して、その場で食べられるフードコートがあって、 ハムのお店、蛸のお店、それぞれ専門店があるんです。 市場でお魚を買って、お店にもっていけば、 ちょっと待ってる間に、好みの料理にしたててくれるんだとか。 それにしても、全く、去年は気がつきませんでした。 人がもっと沢山だったからかなあ・・。