ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.06.04

アオヤマヤスコさんをぶどう畑にご案内しましたよ

先週の火曜日。いよいよ岩手・一関駅に、多色刷り消しゴム版画家のアオヤマヤスコさんをお迎えにいきましたよ。
平泉から車で20分くらい。一関は新幹線が止まる駅だから。

写真は公開していないアオヤマさん。初対面なので、どうやって見分けていただこうか・・
といっても、一関駅は、超ローカルで、「この辺の人じゃない」って雰囲気の人は、かんたんに見分けられるはず。
でも、目印にオオワダは「赤いカーディガンをきていますよ〜」と事前に伝えて。
赤いカーディガンに、アオヤマヤスコさんの作品がデザインされた缶バッチ(娘が買ったの)をふたっつつけて、立っていました。

「こちらは黒いリュックをしょっていますよ〜」とおっしゃってくださったアオヤマさん。
でも、すぐにわかりました。
と〜〜〜〜っても色白のきれいな落ち着いたやさしい感じの方。

あ、いい人、この人ならラベルをお願いしても大丈夫・・と、一目惚れ。

さて、レンタカー、日産デイズに乗っていただいて、平泉に戻ります。
娘からくれぐれも「安全運転でね。マニュアル車にはアオヤマさんは載せちゃダメ。ファンがいるんだから。。慎重に!」と
言い聞かせられて、きたので慎重に・・。

アグリ平泉の事務所で代表にあっていただいて、ワイナリーの関根くんに醸造所とぶどう畑に案内を・・。
りんご畑も・・。

いまは農家さんたちは田植え真っ盛り。ぶどう畑は雑草だらけ・・。
「できるだけ除草剤には頼りたくないので、手で草刈りをするんです。機械だと、上の部分しかカットしないから。根っこまで引き抜かないとダメ。
草取りはほんとうに大変な作業で・・。ほら、ぶどうの木の周りにビニールを張ってるのは、草が生えてこないように。でも、ぶどうの木の部分を丸く抜いたその隙間から、オオバコとか、生えてきてるでしょ。これを抜かないと、ぶどうの木がまだ幼いから、雑草に土の養分をとられてしまうとうまく育たないから・・」と。

オオワダも一本だけオオバコの草をとったけど、根っこまで抜くのは大変な作業。

ぶどう畑は束稲山の山麓で、あんまりにも静か。カッコーがとびきり美しい声をたからかに自慢げに響かせているだけ・・・

「けものはたくさんいます。ハクビシン、狐、たぬき、鹿、クマ・・ ぶどうが成ったらどうなることか・・」
戦う相手はたくさんのようです。

さあて、ラベルをお願いするりんごの取れる、りんご畑もまわろう・・と、もう少し山を登ったところで、電話が・・。

「だああれ、事務所のとこさ、車とめてったの。鍵かけて止めてあって、搬出ができなくて・・困ってる。はやく動かして〜」
と農家さんから。

あらら・・オオワダのレンタカーです。関根さんのバンに乗せてもらって山にはいったので、事務所のところに止めてきたのです。
でも・・そう、いろんな車が出入りするから、キーをつけたままいつでもだれでも動かせるようにしておかないといけなかったのですね。
ごめんなさ〜〜い。地元のルールに疎かったです。はい。

あわてて、りんごの畑の山から下りるも・・ナビもないし、道は細いしけもの道。迷って・・??

ちなみに、写真はアオヤマさんではありませんよ!念のため。平泉のワインをほとんど一人でつくってる関根さんです。
すこおしスリムに(?)なったような?