ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.04.11

ギリシャワインで大盛り上がり・・でしたよ。

火曜日のワインレッスン、ギリシャの会のご報告。   フラギスご夫妻が、おもしろ〜く、おいしくギリシャワインをご紹介いただきました。 17時から準備をして、 トントン、カシャカシャ・・、ジャジキという、ギリシャヨーグルトをつかったディップ状の前菜と ギリシャ風サラダと、奥様の由美子さんが準備。 下の会場では、御主人がプロジェクターにパソコンをつないでくださって・・。   「これはどこを?」と聞かれて、 「う〜ん・・・」そう、パソコンニガテだから・・。   でも、パソコンはインターナショナルなんですねえ、無事にさすがに繋げてくれました。   そうこうしているうちに由美子さんが上から「味見て〜〜」と御主人を呼んで・・。 なんとフラギス氏はお料理が大得意。 3人男の子の末っ子で、いつもお母様のエプロンの裾を握っていた・・(由美子さん説)そうで、 お料理もみようみまねで覚えてしまったとか。   で、フラギスさんが、塩やにんにくをもっと・・と言うと、 由美子さんが不安そう。   日本人はあまり塩を効かせないし、にんにくも「女性が多いのでしょう?イヤガルかも・・」と。   でも、わたしたちはゼンゼンへいき。レッスンの時もだ〜れも、にんにくがダメとか言いませんでしたよ。 「おいしい、おいしい・・」と喜んで召し上がっていただきましたし。   そうなんですよね、スペイン・バスクに昨夏、行って、料理教室をレストランでしていただいた時、 やっぱり味つけは「おいしい塩」のみでした。 スパイスなど使わないの。ソースもね。 「塩」がとにかく大事な調味料で、日本人は「塩をきめる」のがニガテだとの説もあります。 お出汁の文化の国だから、塩に頼らないでよかったのよね。きっと。   ジャジキとサラダができあがったころ、ワインレッスンご参加のみなさんがチラホラといらっしゃいます。   今度はご夫妻でワインを開けて・・準備して。   ほ〜んと、盛り上がりました。18期のしめにふさわしいワインレッスンでしたね。   土着品種の白から。サヴァティアーノ 。これおいしいの。ワルンロティでも、「鳥さんの絵のワイン」として定番人気。   そして「クシノマブロ」 これは覚えておかないと、ギリシャに行っておいしい赤ワインにありつけないかも。。     そしてトリは、「シラー」これがスペシャルワインで、美しい木箱入り。なんと一万円!! さすがにうっとりするほど、なめらかで凝縮していておいしいの。 これから年月が経ってくると、どんどんほどけて、それぞれの味わいの要素が宝石箱のようにキラキラしてくるはず。 そして、ヴィノ・サント。 甘口の天日干しのぶどうによるワイン。 サントリーニ島のもの。 なんでも、ヴィノ・サントの「サント」は、このサントリーニ島からきているのだと、ご参加者のマニアさん。 なるほどね〜、サントリーニ島いったら、ヴィノ・サントを買ってこよう〜。   一見、とりつきにくそうにみえたギリシャ紳士のフラギスさん。 乗ってくると、ジョークをさらりと、ジョークっぽくみせずに、ぽつっと伝えて、笑いをとるの。 さすがだわ〜〜。   由美子さん、イギリスでフラギス氏とお会いになって、イギリスで娘さんを出産されたとか。 「偶然、お店であったの」という由美子さん、 「じゃあ、一目惚れだったの?」とフラギスさんに聞いてみると、 「二目ぐらいだよ〜」と。   楽しくおいしい、ギリシャワインレッスンでした〜。

 19期は、今年の10月からの予定です。ご案内は7月中にはつくりますね。