ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.02.24

しばらく、モハべレーズンになります

いつもワルン・ロティにパンの材料を卸してくださる業者さん。 都内でも有数のよい素材をあつかっている業者さん。 ワルン・ロティは、おこぼれで、創業当時から社長みずから運んできてくださっているんです。ご縁で・・。 15年たった今も、来てくださって。 でも、いまは社長の片腕さんが来てくださるようになりましたよ〜。 さて、

今回もヴァンの後ろにたくさん、あのおいしいチョコチップやくるみやら、運んできてくださって。
 
「オオワダさ〜ん。レーズンだけどさあ。モハベって書いてあったけどモハベでいいの?いつも違うよねえ・・・」と。
 
あれれ?なんでモハベって書いたんだろう?
いつものカリフォルニアレーズンの代わりに??
 
 
社長の片腕さん「おれはさあ・・こっちのモハベの方が好きだけど・・甘いんだよ。酸味があまりなくてさ。
だけど、いつもと違うでしょう〜。値段も違うよ・・」と。
 
あららら。。でもいまレーズン、在庫ゼロ。
なので、ここはモハベでしばらくがんばるしかないです。
「つ・・使ってみます」と。
 
で、おそるおそる今日のレーズン3種のブリオッシュに使ってみたのですが、
大粒レーズンが良い感じ。
 
なるほど〜。甘みが強くて、酸味が穏やかだわ。プルーンに近づいた感じの。
 
それにしても「モハベ」って何かしら? お客様と顔をつきあわせて調べてみました。
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「米カリフォルニア産 モハベレーズン  Mojave Flame Raisin」
大きくて黒みの濃いレーズン。カリフォルニアのモハベ砂漠で育ったワインの原料にも使われるフレームシードレス種。
甘さを凝縮した大粒の果実は製菓・製パンにワンランク上の味わいをお届けします」
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なるほどねえ・・・ワインに使うんだ。きっと頭がワインになっていたのかしら?どうやらモハべレーズンは、よくほら、
枝付き干しぶどうにある、あの大きな粒のレーズンのようです。
それにしても、カリフォルニアに砂漠があるんなんて!知らなかったわ〜。

ということで今日から、ワルンロティのパンのレーズンは「モハべレーズン」が主体になります。

写真はマカオのポルトガル料理屋「アントニオ」のプリン。
ポルトガルのペーニャ・ガルシア村のちょっと先のレストランで食べたプリンが、自分にとって至高のプリンだったので、
マカオの老舗のポルトガル料理屋でもあの味が食べられるかな〜と思って。
ウツクシイ・・ですよね〜。