ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.01.29

中華にはドイツのリースリング。でも日本のワインもいいよね

中華料理には、ドイツとか、日本のナイアガラとか、ちょい甘めのワインが合うんです   ずっと平泉から送られてきたサンプル、試験醸造ワインを飲んでいます。 ヴァキュヴァンして、変化を確かめています。   最初、酸味がとっても強烈に感じた山葡萄のワインですが、 いろんな要素がワインから溶けでてきて、現れてきて、 渋みなどの要素が絡んで、複雑な味わいになってきました。 そのおかげで、酸味がマスキングされて、それだけ突出して感じることがなくなってきて・・。 だけど、全体的にピュアだから、おもしろくなっています。   ナイアガラの白ワインは、どんどんミネラルが立ってきて、アルコールっぽさが出てくる感じもなくて、 好きな味わいなので、最初になくなってしまいましたよ。   ピンクロゼのキャンベル&ノースレッドは、いちごの香りが深くなって、 ジュース感覚で楽しめるけど、ペラペラな感じがないの。   これらはみんな中華風の甘辛なお料理にあうなあ・・と、考えていました。   そしたら、マカオでミシュランの★をもってる中華料理にいった時のことを思い出して・・ 可愛い接客係のお姉さんが(ソムリエもするし、テーブルサービスもするし、ずっと着いてくれる担当の女性。 ネットで予約したときも、彼女の名前でメールが返ってきたの) ワイン選びに困ってたら、ドイツのリースリングを薦めてくれたのを思い出しました。   リッツ・カールトン・マカオにある、「麗軒」という創作広東料理? マカオだから、ポルトガルワインを頼まなくちゃ、でもって白がいいかなあ・・、 でも、ポルトガルの白・・ダンの白??合うかなあ・・、 それならまだヴィニョ・ヴェルデのさっぱり系? それにしてはこのゴージャスな夜景がみえる雰囲気に合わないよなあ・・ ブルゴーニュって感じでもないし・・広東料理だとしたら・・   なんてワインリストをみながら迷ってしまっていたら、 彼女が助けてくれたの。 ヴィニョヴェルデよりもちょっと高めのお値段だけどリストの中ではリーズナブルな ドイツ・ナーエのカビネット(辛口仕立て、だけど辛口すぎない)、のリースリング。 作り手は Donnhoff   しっかり甘辛仕立てのお料理にぴったり。 そうなんでした。うっかり忘れておりましたが、甘辛とか甘酢の味つけには、リースリングが合うのでした。     でも、ナイアガラも、ピンクロゼのキャンベル&ノースレッドも、山葡萄もいい感じ。 写真は、麗軒のかぼちゃとツバメの巣のスープ。「ミシュラン デギュスタシオン メニューのなかの一品) ここはちょい高いですが、下のカジノで割引券がもらえるようです。 でも、わたしたちはカジノには近寄らなかったんです・・。だって賭け事の才能ないし・・ざんねん。