ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.01.13

パワースポットのお団子やさん

ワルンロティでは団子はもちろん売ってはいませんが・・、

このあいだ、熊谷の 妻沼にある歓喜院に
車の運転の練習がてらちょこっと行ってみたときのこと、


ものすごいパワースポットと言われているようなのですが、ちらほらとしか人がいなくて。
駐車場もあっちこっちに広いのだけど、まあ、どこもガラガラなので、
止めやすいところに、素直にとめて、さあ聖天さまに詣でようかな・・と、
ふと駐車場の出口をみると、赴きのある、いかにも古くから風の団子屋さんが。
静かな気配ですが、なんとか営業している様子。

境内は初詣ももう終盤、寺前の店やはほぼお休み。広いけど静かな静かな門前。
小学生たちが学校帰りに、賑やかなくらい。

閉まってしまってはもったいないと、お団子屋さんにそそくさと戻ると、
店のガラスケースには、アルミのお盆にあんこのお団子が3本だけ。

「3本全部もらってもいいですか〜?」と伺うと、

「ありますよ。みたらしも・・」と
作ってくれるっていうんです。

というかしばらくまっていたら、温かいのを用意してくれて。

1本60円だから、6本かっても360円。

もうしわけないような気持ちで、御礼を言ってお金を払うと、

「お年賀で・・・」と、ティッシュを一箱、くださいました。

「はじめての客なのにすみません」と、ありがたく受けとって車に戻ってさっそく
みたらしをパク。みたらしのあんも、団子も一体となってとろっとあったかい。

でも、目黒の自宅にもどって食べたら、あらら・・ちょっと固くなってるの。
あれれ?とおもいつつ、お年賀のティッシュの箱をあけると、
お店の御案内パンフがはいっていました。

なになに・・・なんと、あのボロといってはなんですが、古い団子やさんは、
「小林だんご」という名前で、お米から自家製粉して、無添加で、おだんごをつくって焼いてる、とありました。
なるほど、いま時はふつうに使われてるような、柔らかいまま保持できる「トレハロース」のような便利な食材は
使っていないようです。

なつかしい・・昔、小学生のころ、盛岡の厨川駅のちかくに団子屋さんがあって・・・。

なんだか嬉しくなりました。こんどは名物とあった「塩あんもち」も買ってみたいな〜と。