2018.01.03
明けまして盛岡へ。ひさびさの同窓会で「わたし話」と平泉のワインとパンをPRしたり。


盛岡での同窓会で、平泉シードルをお披露目
母校、盛岡一高の同窓会がありましたよ。なんとわたしたちの学年は毎年、夏と冬に同窓会を開いているのです。
幹事さん、御苦労さまです。
在席していた3年4組が今回の新年同窓会の幹事だそうで、「なんか岩手でやってる仕事内容を話して・・」
って頼まれたので、新年早々、満席の新幹線で行って来ました。
この正月の新幹線がものすごく混んで、みんながスーツケースをひっぱっているし車内販売はないし・・、
駅が詰まって、ダイヤは乱れて遅れるし・・、余裕をもって帰省しないとダメですね。
大元の幹事さんが、盛岡の「北ホテル」の経営者なので、同窓会の一次会は「北ホテル」。
風情あり、丁寧な接客だけど、割安なビジネスホテル。ちょっと町中の公会堂や石割桜のすぐソバという
靜かながらおもしろい小さな店が点在しているエリア。盛岡駅から歩いて15分。
盛岡に滞在するならおすすめのお宿です。
盛岡にはもうだれも家族はいないけど、父・後藤虎男がなぜ、盛岡で小麦の育種の仕事についたか、
盛岡・厨川で育成されていた「農林10」ノウリンテンという、小麦が世界の飢饉を救い、研究者は昭和45年ノーベル平和賞を
取ったこと、そのノウリンテンの開発者稲塚権次郎氏と父とのかかわり、
そしてオオワダ自身の、高校までと卒業後のそれから、そしていまのワルン・ロティへの流れ、
さらに「平泉ワイナリー」へと繋がって、できたてのシードルをみんなで乾杯・・。
そんなお話しを聞いていただきました。
ちいさなホテルなので朝食も手づくり。朝食レストランにゆくと、ちゃんとお盆にセッティングして運んでくれます。
もう卒業して25年は越える同窓会。誰だ〜〜?っておもうけど、しばらくするとああ、あの人ね、と解ります。
女性たちはすくないけどみんなキレイで若返ったみたい・・・、さすがです。
でも、いろんな業界で活躍してきたみんなだから、
「医学的には化粧品の浸透は角質まで!どんなクリームでも角質まで!ですよ・・」とか、シビアな話しも・・。
同じホテルでわたしのお話しのほかにも、特別展示会、おなじ天文部だった男子の写真展も。
わいわい盛り上がって、深夜1時の三次会まで。
外は雪がさらさら・・。
翌朝、ひさしぶりに盛岡八幡宮によって初詣。
みんなわいわいと家族連れやカップルで賑やかで・・ひとりで初詣をする人っていないんだなあ・・と感慨。
荷物を受け取りにホテルにもどると写真展に写真家の同窓生が。花巻空港を追った写真は、雪を光源と捉える地元視点がキラリキラリ。
「きのうの夜も雪、ふってたね・・道路が真っ白になったね・・」というと、
「え〜〜〜?ふってたの?知らなかった・・」
なるほど、いまも盛岡に実家がある人にとっては、これは「雪とは呼ばない」んだ・・ふ〜〜。