ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2017.12.27

焼けるまで待ってる小さながらも人気のパン屋さん

焼けるまで待ってるパン屋さん

サンチャゴ・デ・コンポステーラのスパイス屋さんの隣に、すっごく行列のパン屋がありましたよ。
大きなクロワッサンを目指しているのかな?

と、とりあえず並んでみましたら、
なんと、売り子さんがいないの。
奥のほうで、窯からパンをとりだしているお姉さん。

ここで働いているのは女子、ふたり?え?ひとり?

でも、みんな窯から取りだして、焼けるまで待ってるの

これ!!ワルン・ロティみたい・・。
こんなのアリなんだ・・と、驚きました。

ウチは一人で焼いて、売り子さんもいないから、みなさんにご迷惑をおかけしていると思っていたけれど・・
天下のサンチャゴ・デ・コンポステーラで・・・。世界遺産の大観光地で??

世界っていってみないとわからないものですね。
小さなセカイでダメと思ってることが、受け入れられていたりするんですから。
ここで人気のひとつはチョコレートがたっぷりかかったパイ生地のホタテ型の。
巡礼のトレードマークのホタテにみせたのかな。
源氏パイの巨大サイズにもみえるけど。食べてみると、さっくりさっぱり。
油脂がほとんど入っていないように感じます。
都心のパン屋で商品開発をする女子・・さっそく「これ、いいかも」と、
ふふふ・・・そのうち、都心の有名店でお目見えかもね〜〜。

サンチャゴ・デ・コンポステーラの迷路のような路地をウロウロしていると、
ご一緒のお仲間が「あっちにチーズの専門店があったわよ〜」と、すれ違いつつお声をかけてくれました。
東洋人はすくないから、すぐに解ります。ましてや日本人・・合わなかった・・なあ・・・。

「じゃ、行ってみますね〜」と応えたものの・・あれ?あれれ?チーズ屋さんが見当たりません。

そんな素敵なサンチャゴ・デ・コンポステーラ。