ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.10.01

大変な台風・・・+ハニアの夜

みなさまのお家の近くでの台風の被害はどんな様子ですか? 東京は、ビュウビュウと風が鳴り響き、 道路にはいろんな看板が落ちています。宅配便も遅れて・・・ご迷惑をかけています。
みなさまも状況はわからないですが、どうぞ、十分にお気を付けくださいませ。
  さあて、8月のクレタ島日記。   ミリアでの料理教室を終えて、山から海辺に下りてきました。 道中、崖道を通るので、みんなご飯を食べながらも「明るいうちに山を下りた方がいいよね〜」と。   ハニアタウンに戻ると、まだちょっと雨。 バスを着けてくれた広場、バスの降り口には、さっそく傘ウリの少年。   オオワダは基本的に海外に行くときは傘を持たないのですが・・。 意を決して、かわいいピンクのビニガサを買ってしまいましたよ。 7€と高いけど、まあ日本に持って帰ってきました。 だって、傘ないと夜、でられないから・・ね。   でも、ホテルに着いて、みんなお腹がいっぱいなのか、だ〜れもロビーに降りてきません。 しかたないなあ・・、誰かにお声をかけようにも、部屋番号、ちゃんと聞いてなかったし、 前日はフェリーの中だから、疲れてるかな〜と。 ここは、一人でご飯に行くことにしました。   日本から目を着けていたレストラン、「MOUTOUPAKI」は、ホテルから旧市街の迷路にはいってすぐ。 人気店なのに小雨だから空いているし。。いいかな?一人でも?とウエイターさんに目で伺うと、 雨をよけて青いヒサシの下に1人用のテーブルを作ってくれましたよ。 とっても親切。   さっそく絶対食べたいとおもっていた「鯛(という)の塩焼き」を頼みます。13€。 それと、ハーフボトルのワインは、もちろん白。DOURAKIS のRIZITIS 種とありましたよ。   このお店、旧市街の路地にテラスを出す感じに席があって、こういうのリゾートっぽくていいよね。 しばし待って運ばれてきたお魚は、皮はパリパリ、塩加減もいい感じ。
でもさ、ギリシャだとお魚の向きは日本と反対なのね。背中をこちら側に向けておいてくれましたよ。ふふふ・・。
  お皿にオリーブオイルを敷いて、その上に塩焼きの一匹。 さっぱりとしたお魚が食べたい気分にぴったりの一品。ほっとします。   食後には小さいプティングをサービスしてくれて、ここ、気に入りました! 傘、買ってよかった。   ホテルに帰ると、宿のおじさんがポツン。気むずかしそうなお顔で。 「カリステーラ(こんばんわ)、雨ですね」と声を掛けてみると、   「ほんとうに〜、雨だよ。4ヶ月、雨が降らなかったのに、今日だね。まったく・・」と、 な〜んだ。話すと気さくなんだ・・。ギリシャ人ってこんな感じね。 「それなら、わたしたちはラッキーだわ、おやすみ〜」と、返して、お部屋に。   外はまだ賑わって、窓から隣のレストランの賑わいが聞こえます。ほんの少し海の香り。いい夜・・ハニアタウン。