ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.09.29

ミリアの石窯 +リオハ赤とバレンシア白の ビオワイン、カジュアル価格で入りました〜

ミリアの石窯 +リオハ赤とバレンシア白の ビオワイン、カジュアル価格で入りました〜   ちょっと暑かったり、寒かったり、のこの頃は、「あまりアルコールの強くない赤ワインが飲みたい・・」 というお客様あり。 う〜ん、なにかいいワインとご縁はないかな〜っと、探していたら、ビオワインでちょっといいワインが手に入りましたよ。 赤は有名なリオハでラベルが可愛いの。白はバレンシア地方の土着の品種「ヴェルデル」っていうぶどう品種を使ったモノ。 昨日は、このワインを輸入するインポーターさんから、他の会社に移ったばかりの担当さんがいらして、 「あ、これ、入れたんですか・・いいですよ・・これ・・ウン・・」と。 ワイン業界って、人の流れが激しいから・・。 なんだか微妙なヤリトリ・・。   さて、ここからは過去のおはなし。 クレタ島のミリアの村の石窯の話をしましょ。 いろんな国のパン焼き石窯をみているけれど、こんなのは初めて。   レストランの厨房はステンレスをつかった清潔感あふれる現代風なのだけど、 その一部から、古いオーブンの扉があるの。 鉄の重たい扉は、滑車の原理で、つり上げられるようになっていて。 ぶら下がってる棒をひっぱるの。 棒は、ひっぱると鉄の扉は開くのだけど、あけっぱなしにするには、木ベラをついたてにして扉を支えてるシーンもあったわ。   窯床には、真ん中に穴があって、そこから薪が燃えてる火が直接みえてる。 ずっと燃やしたまま。だから、灰をかきだす作業もいらないのよね。   みんなでつくったギョウザ形のカルツーリは、天板に並べて、この入口から窯床の穴のあいていない部分に載せて 焼きましたよ。   反対側の家の壁の奥に、オンドルのように、薪をいれる口があって、そこから火を焚きつける。     おもしろい・・・。この現代と過去の混ざり合い。