ワルン・ロティ日記4

日々感じたこと、パンとワインに関する最新の話題はたまたグルメ情報など
自由にたのしくつづる日記帳。
業界騒然!さて、何が飛び出すやら。

2018.08.06

ちょっと秋の気配?+ ガリシアのカステラ風焼き菓子「bica」

なんとな〜く、夕方の気温がさがってきたような・・・
朝食に「ちょこっとバナナ」とミルク食パンのトースト、ランチにイワシのフォカッチャ・・
なんだか今日は自分のパンで過ごしてる感じです。
ま、パン、こゆきのパンを食べてるせいか、夏バテモードは全くないです・・。いいのか悪いのか・・わかりませんが。
元気にワインも飲んでます。
夕方歩いていて、ちょっと気温が落ちて・・秋が早いのかな?とも
6月に行ったオーレンセも、41度を記録したようです、どこも暑いようですね〜。

で、6月のお話のつづき。
「 bica」と呼ばれる、シンプルなカステラ風の焼き菓子。
これが、このガリシア地方の名産だと、はじめて知りました。

 事前に ビカが、おいしいというパン屋も調べてあったのですが、ちょっと距離があるなあ・・と思っていたら、
なんとホテルの朝食にも、この地方の伝統の bicaと、でていました。

ま、ホテルで食べたからいいか〜と、距離のあるパン屋さんにはいかないことに。

その日は朝から霧がすごくて、涼しいのだけど、なかなか車を運転するには厳しいかな・・・と
霧が晴れるまで様子をみていました。
オーレンセで、マンションをシェアしているエリコ嬢たちが、
「市場で食材を買って、シェフたちにランチをつくってもらうから、おいで〜」と、声をかけていただいていたので、
市場で待ち合わせの予定だったのだけど、山から降りるには、霧が晴れるのを待たないといけません。

ま、しっかり朝ごはんを食べたあとに、車を出して・・
峠の岐路にあるパン屋さんにも寄ってみよ〜と、寄ってみたら、
まあ、 bicaがありました!!
ちいさなパン屋で、地元のおくさんが、お昼のためにエンパナダを買いにきていました。
あとはバゲットと、 bica(写真右)が、アルミのケースに入って焼いてあります。
「あれは bica? 」と聞くと、「そう、レモンとアップルがあるわよ」と。

これがアタリ! おいしかったですよ〜。よかった遠くにいかなくても、素朴な bicaが買えました。

ホテルの朝ごはんのとおなじ、ふんわり素朴なカステラ(卵の味は強くなく、甘食に似た感じの素朴な味でふんわり。それにレモンの香りがたっぷり)

市場についた頃には、「もう買い物おわって、マンションに戻って仕込みをしてもらってますからね〜、市場見学したら、向かってくださ〜い」と
エリコ嬢。

オーレンセの市場はとっても清潔。古い市場が壊れそうなので新しくしたばっかりだそう。
豚の脂の塊の塩漬けとかもあって(このあたりの旨味素材。いろんな料理にちょこっと入れる)
パンはセアのパンの袋入り(ちょっと工業的な感じ)も売ってみました。

とりあえず追いつこうと市場からマンションへ。
4部屋とリビングもあるマンションは、セキュリティーも万全。

鍵をあけてもらうまで、マンションの下で待っています。
お〜、向かいのスーパーの駐車場には、タコ屋さんの屋台がでています。
大きな寸胴鍋でタコ茹でて・・。